仏像名 |
がっこうぼさつりゅうぞう |
醍醐寺 制作年代 |
重文 鎌倉時代 | |||
月光菩薩立像2 | ||||||
様 式 |
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俗称又 は愛称 |
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製作材質 |
木造、切金文様 玉眼、素地 |
樹 種 |
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像 高 |
190cm |
製作者 |
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安置場所 |
金堂 | |
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開扉期間 |
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解 説 | ||||||
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私
の 想 い | ||||||
この金堂に安置された薬師三尊像は、豊臣秀吉の時代に和歌山県有田市湯浅にあった満願寺の建物と中の三尊像共々を醍醐寺に移築させたのである。 先年、この金堂を訪れた時に、金堂の右隅に枝垂桜があり満開であった。財力と権力に物を謂わせて、秀吉は湯浅から京都まで金堂の移築と薬師三尊像の遷置をさせたのである。 その址に醍醐の花見ではないところに枝垂桜が咲いているとは、また違った趣の花見が出来たのを感謝しました。 右手は肘をL字に折り手を前に出して、キツネの指型をして親指と中指で作った丸に月輪の茎を通し、茎に人差指を添わせて支持をさせる。 左手は肘を伸ばしたまま下に降ろし、手の平を開いて正面に向け、親指と人差指に挟む形で月輪の茎の元を支持する。本尊薬師如来像の内側になる左手を伸ばし、外側になる右手を曲げて居る。この立ち姿の脇侍像を薬師如来三尊形式の左右対称形の内伸型と呼んでいる。 他にも、薬師三尊像では、 京都・神護寺像、国宝醍醐寺本尊三尊像、国宝福島・勝常寺像、奈良・霊山寺像、茨城・薬師寺像、東京・武蔵国分寺像、高知・雪蹊寺像、京都・東寺金堂像、山梨・大善寺、 等がある。 |
月光菩薩立像2画像一覧 |
月光菩薩立像2 |
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