仏像名 |
やくしにょらいざぞう |
醍醐寺 制作年代 |
重文 鎌倉時代 | |||
薬師如来坐像2 | ||||||
様 式 |
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俗称又 は愛称 |
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製作材質 |
木造、切金文様 玉眼、素地 |
樹 種 |
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像 高 |
128cm |
製作者 |
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安置場所 |
金堂 | |
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開扉期間 |
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解 説 | ||||||
檀像様式をとっていて、その顔には貞観時代風な様式がみられる。しかし、寄木造りで玉眼まで入れてあり、鎌倉時代前期の作品とみられる。これはこの金堂の建築と同時に製作されたもので、それと共に湯浅から移されたものであろう。 「醍醐寺」より | ||||||
私
の 想 い | ||||||
右手は脇を締めて肘を折って、手の平を正面に向けた施無畏印である。ほんのわずかに薬指が前に出ている。 左手も脇を締めて、吉祥座に組んだ右足裏に、手の甲を着けて手に平に薬壷を載せる。中指と薬指を少し立てて、薬壷の落ちるのを押さえる。腹が大きく脹らむ太鼓腹の前兆かも知れない。 「あなたに言われたくない」 と言われそう。 右手肘の下に、組んだ左足の裏が裳の上に覗く。唐草文様の透かし彫りの光背を背負っている。本尊の薬師如来像と両脇侍像の大きさのバランス的には、バランスの録れた大き差だと云える。三躯が最初から一具の仏像として造られた証拠である。 |
薬師如来坐像2(金堂)画像一覧 |
薬師如来坐像2(金堂) |
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