仏像名 |
きっしょうてんりゅうぞう |
醍醐寺 制作年代 |
重文 平安時代 |
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吉祥天立像 |
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様 式 |
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俗称又 は愛称 |
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製作材質 |
木造 彩色 |
樹 種 |
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像 高 |
167cm |
製作者 |
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安置場所 |
霊宝館宝聚院 |
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開扉期間 |
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解 説 |
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この吉祥天像は、「醍醐雑事記」の薬師堂の条、および、大治五年(1130)の条に薬師堂座主御房が奉安したことを記す吉祥天である。女性を表わす像としてはややきつい表情であるが、真言秘密の道場に相応しいとされたのかも知れない。 檜材・寄木造。現在彩色は落ち、白下地が残る。衣文の彫りは、なだらかに浅く、藤原後期の特色を示している。 「仏像ガイド」 美術出版社 1968年より |
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私
の 想 い |
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右手は真直ぐ下に降ろして、手の平を正面に向けて与願印の形である。左手は脇を締めて肘を折り、前に出し手の平に宝珠を載せる。飄々とした吉祥天である。 平成26年7月に「法隆寺夏季大学」入校の際に奈良に、行ったのでその時に奈良国立博物館で開催中の醍醐寺展を拝観する。 右手は肘をくの字に軽く後ろに引き、手の平を開いて正面に向ける。左手は肘をL字に曲げ手の平を開いて前に出し、宝珠を載せる。 腰紐が丸ではなく平べったい紐でベルトのようである。端は蝶結びで留めてある。前掛けの様な衣を巻き付け、女神像の様な髪型で、何処にでもいらっしゃる叔母様である。 |
吉祥天立像画像一覧 |
吉祥天立像 |
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