仏像名

ふりがな  だいべんくどくてんりゅうぞう

蓮華王院
制作年代

国宝
鎌倉時代

大弁功徳天立像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造、玉眼
彩色

樹 種

像 高

166cm

製作者

安置場所

三十三間堂

開扉期間

解 説

ヒンズー教のラクシュミーで大海より生じて繁栄や幸運を司る女神という。仏教でも財宝の神で、古くから千手観音の眷属とされる功徳天である。
 徳叉迦と鬼子母神を父母として、毘沙門天を夫としている女神である。
「蓮華王院三十三間堂」より

私 の 想 い

 右手は肘を折って前に出し、親指を中に入れて、グーを握る。左手は肘を折って前に出し、手の平を広げて前に出す。中指と薬指を少し浮かして優しく呼び寄せているのだろうか。
 髪は結上げて、頭上でリボンで結ぶ。ヘアーバンドの左右から下げたリボンが肩から胸に下がる。両袖が両膝下まで垂れ下がる振袖である。また、着物の裾が足下で丸く縁取りがされている。
 お顔のやさしい女性である。幼子がいるかも知れない。

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大弁功徳天立像
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