仏像名

ふりがな   まごらおうりゅうぞう

蓮華王院
制作年代

国宝
鎌倉時代

摩ごう羅王立像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造、玉眼
彩色

樹 種

像 高

159cm

製作者

安置場所

三十三間堂

開扉期間

解 説

サンスクリット語の(マホーラガ)の音写で、マホーラガはマハー(大)とウラガ(蛇)の合成語で「大蛇」を意味する。熱帯地方に生息する巨大な蛇(ニシキヘビの類)を神格化したものという。
 仏教では、天竜八部の第八に数えられ緊那羅とともに帝釈天に仕える音楽神とされる。本像は、五つの目を持つ異様な面貌であるが琵琶を抱いており、音楽神の名残を留めている。

私 の 想 い

右手に撥、左手で琵琶を握る。頭上には蛇が鎌首を上げている。玉眼の上にもう一つの眼そして、額に五つ目の眼がある。
 眼に役割分担があって、遠くが見える眼、心の中が見える眼、隠された物の中が見える眼小さい物が大きく見える眼、普通の眼と五つの機能を持つと良いと思う。
 しかし、これ等の一部は現在存在するものの、心の中を見る眼だけはまだない。

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摩候羅王立像
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