仏像名

ふりがな きっしょうてんりゅうぞう

広隆寺
制作年代

重文
平安時代

吉祥天立像1

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造
彩色

樹 種

像 高

184cm

製作者

安置場所

霊宝殿

開扉期間

解 説

私 の 想

 右手はそのまま肘を伸ばし下に降ろして、手の平を正面に向け与願印をしている。左手は脇を締めて、肘を折って前に出し、手の平に宝珠を乗せている。天衣が二重に両腿と両膝に掛かる。
 袖口は余り長くなく、中年の女性なのだろう。お顔も福与かである。
 平成21年10月に京都・滋賀「仏像観て歩き」を「仏像観て歩き研究会」の仲間と一緒に拝観旅行を行いました。その時には次のように書いている。
 広隆寺には、吉祥天像が五躯もあります。横一列に並んでいます。個体の特徴を記録して置かないと、個体の識別が後で出来なくなる。
 吉祥天の私の楽しみ方は、お腹の前で結ばれる腰紐の結び方が、どのようになっているかということです。二重に輪になっていたり、大きな蝶結びになっていたりします。それと、もう一つはそのお腹がどれほどふくらんでいるか。また、紐がどれ位、お腹に食込んでいるかということです。自分を棚に上げて

「好言うわ」
の声が聞こえて来ます。

吉祥天立像1画像一覧
吉祥天立像1
広隆寺に戻る
広隆寺所蔵仏像
講堂
阿弥陀如来坐像  虚空蔵菩薩坐像  地蔵菩薩坐像 
霊宝殿
阿弥陀如来立像 大日如来坐像1 大日如来坐像2  菩薩立像 
千手観音立像 千手観音坐像  聖観音菩薩立像 文殊菩薩坐像
不空羂索観音菩薩立像 地蔵菩薩立像  地蔵菩薩坐像 不動明王坐像
弥勒菩薩半跏像1 弥勒菩薩半跏像2 弥勒菩薩坐像3 毘沙門天立像
持国天立像 増長天立像 広目天立像 多聞天立像
吉祥天立像1 吉祥天立像2 吉祥天立像3 吉祥天立像4
吉祥天立像5
薬師如来立像  日光菩薩立像  月光菩薩立像 
十二神将
宮毘羅立像 伐折羅立像 迷企羅立像
安底羅立像 額爾羅立像 珊底羅立像
因達羅立像 波夷羅立像 摩虎羅立像
真達羅立像 招杜羅立像 毘羯羅立像
桂宮院本堂
如意輪観音菩薩半跏像 
広隆寺に戻る