古寺巡礼
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仏像名で寺を探す
仏像観て歩き 京都編1

名  称

ふりがな

こうりゅうじ

広隆寺

俗称又は愛称

右京区太秦峰岡町32

最寄駅

京福線
太秦駅

開  祖

沿  革

 広隆寺は、推古天皇(603)に建立された山城最古の寺院であり、四天王寺、法隆寺等と共に聖徳太子建立の日本七大寺の一つである。
 この寺の名称は、古くは蜂岡寺と云い、また秦寺、秦公寺、葛野寺、太秦寺などと云われたが、今日では一般に広隆寺と呼ばれている。
 広隆寺の成立に就いて、日本書紀に次のように載っている。
十一年十一月己亥朔。皇太子謂諸大夫曰。我有尊仏像。誰得是像以恭拝。時秦造河勝進曰臣拝之。便受仏像。因以造蜂岡寺。
 以上のように秦河勝が聖徳太子から仏像を賜わり、それを御本尊として建立した事がわかり、この御本尊が現存する弥勒菩薩であることも広隆寺資財交替実録帳を見ると明らかである。
「広隆寺縁起」より

 この寺に来るのは今回で三回目である。初回は一人で来た。例の弥勒さんに恋をした青年がキスをしようとして、薬指を折ってしまった事件の後で、修理して間もなくの時期である。気持ちは判るが文化財を壊してはいけない。
 二回目は家族を京都旅行に案内した時であり、今回が三回目となる。美人の仏像好きなわりには、この寺の訪問回数が少ない。大阪に住んだ時に八尾市だった関係で、奈良よりは京都は行き難いためかも知れない。奈良は簡単に近鉄で行けるので、どうしても奈良の美人仏像に会いに行く事になる。
 平成21年10月に京都・滋賀「仏像観て歩き」を「仏像観て歩き研究会」の仲間と一緒に拝観旅行を行いました。
 最初の予定では入っていなかった。ところが拝観を進めている内に、順調に予定をクリアー出来て、法金剛院からも近い広隆寺に行くことになった。移動にタクシーを利用したことも時間を節約できた原因である。
 広隆寺に着くと、同じ仲間で別な寺を廻ることになっていたグループもここに来ていたのである。すでに拝観を終えて、別な寺に移動するのだという。

 人はそれぞれが特別に拝観したい仏像があり、特別な思いで京都に来ているのである。そこで今回の旅行も、全体の行動と、個別の行動と二つに分けて実施しました。初日の今日は、個別の行動日としたのである。

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不空羂索観音菩薩立像 地蔵菩薩立像  地蔵菩薩坐像 不動明王坐像
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持国天立像 増長天立像 広目天立像 多聞天立像
吉祥天立像1 吉祥天立像2 吉祥天立像3 吉祥天立像4
吉祥天立像5
薬師如来立像  日光菩薩立像  月光菩薩立像 
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真達羅立像 招杜羅立像 毘羯羅立像
桂宮院本堂
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お礼とお詫びとお断り
当寺の記述を最後まで、ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
厚く御礼申し上げます。下記の通り、お詫びとお断り申し上げます。

1.        仏像の写真を紹介出来なかった事です。勝手に掲載しませんでした。
2.        絵葉書、仏像解説書、国宝写真集等々で、有名な仏像については、ご覧になれる機会は多いと思います。
3.    それ等をご覧になりながら、もう一度ここにお越し下さい。 また、別の仏像の楽しみ方が出来ると思います。

4.        ここでは、国宝と重要文化財の指定を受けている仏像を紹介しております。
5.
   「国宝・重要文化財大全」彫刻 毎日新聞社 1998年より選定しました。
6.        像高も上記大全のものを小数点以下切捨てで、記載しました。寺や解説書等と多少違うかも知れません。
7.        掲載した「沿革」と「解説」は寺から頂いた資料や手持ちの解説書からのものを掲載しております。

8.        一番は、実際に寺に行ってご覧になることです。
9.    一つでも好きな仏像を決めて、訪ねると一層「仏像観て歩き」が楽しくなります。      以上