仏像名

ふりがな じぞうぼさつりゅうぞう

興福寺
制作年代

    重文
平安時代

地蔵菩薩立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造
彩色

樹 種

像 高

140cm

製作者

安置場所

国宝館

開扉期間

解 説

 あらゆるものを育て、無限の可能性を蔵する大地の恵み、大いなる力を仏格化した。像は、大衣を着て、蓮台上に両足を揃えて立つ。
 左手の臂を曲げ親指と人差指で輪を造り中指以上を立てる。右手は下に垂らし、親指と中指で輪を造る。頭から蓮台まで一木で造る。全体にずんぐりとし、平安時代初期彫刻の特徴が見られる。
「法相宗大本山 興福寺」より

私 の 想

右手は肘を後ろに引いて、右太腿に垂れる衣の端を中指と親指で摘む。左手は脇を締めて肘を折って前に出し、手首を返して掌を正面に向ける。親指で人差指を摘み、輪を造る。
 胸を大きく開けて、腹まで見える。若いのに少し太り気味である。私が言えた事ではないが。

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地蔵菩薩の考察