仏像名

ふりがな こうもくてんりゅうぞう

興福寺
制作年代

    重文
平安時代

広目天立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造
彩色

樹 種

像 高

157cm

製作者

安置場所

国宝館

開扉期間

解 説

 四天王の内の西方守護神。邪鬼の上に立ち、兜をかぶり、左手は前に差し出し、右手は垂下させる。
 桂材の一木を前後に割り矧ぎは、内刳りを施す。瞳を黒漆にしたり、邪鬼の表面を塑土で盛り上げるところは古様。本来安置されていた堂は不明。
「法相宗大本山 興福寺」より

私 の 想

 右手は脇を開けて肘を伸ばしている。手首から先が折れてない。剣でも持っていたのだろうか。
 左手は脇を開けて肘を前に出して、手の平を上にして広げ前に出す。手の平には広目天の持ち物である経巻でも持っていたのだろうか。
 兜の下に垂れるはずの風房も捲れあがっている。軍服の色が鮮やかな事は特記ものである。

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広目天立像
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四天王の考察