仏像名

ふりがな しょうとら

興福寺
制作年代

国宝
平安時代

招杜羅

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造板彫り
彩色、切金文様

樹 種

ヒノキ

像 高

93cm

製作者

安置場所

国宝館

開扉期間

解 説

  十二神将を各々別板に浮き彫りした像で、刀法鋭く、各躯とも個性に富んだ姿態を取りながら、統一ある構図を持つ。大江親通の「七大寺巡礼私記」に、元興寺の半出(浮彫)十二神将が珍しいものだと記し、源朝(玄朝)の絵様をもとに彫り出した作だといっている。
 源朝は十世紀末の元興寺の僧。醍醐寺の図像にこの神将に良く似た不動明王を描いた図家として伝えられる。彩色は剥落しているが、藤原初期風の異色ある作例である。
「仏像ガイド」 美術出版社 1968年より

私 の 想 い

「なにっ。負けちゃったのかよ。次は俺だよ。どうすんだよ」
と、狼狽している。
「おいっ。おい。こまったなぁ。俺準備してないよ」
弱気の虫にさいなまれる。とは、言うものの、すでに刀に手がいっている。逃げ越しには違いないが。

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興福寺4(国宝館所蔵仏像)
仏頭(銅造) 仏頭(木製)
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興福寺1(北円堂)
興福寺2(東金堂)
興福寺3(仮金堂)
興福寺4(国宝館)
興福寺5(南円堂)