仏像名

ふりがな しゃかにょらいりゅうぞう

興福寺
制作年代

    重文
鎌倉時代

釈迦如来立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造、玉眼
彩色、切金文様

樹 種

像 高

66cm

製作者

安置場所

国宝館

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 通肩の胸を大きく開け腹の一部まで見せている。鎌倉時代には、清凉寺式釈迦如来像の流行した中で、この釈迦如来像は従来の造りである。
 しかし、良く観ると、頭部の肉髻や羅髪の刻み方は、清凉寺式釈迦如来像と同じ刻み方である。やはり、いろいろなところで影響を受けている。
 右手は脇を締めて肘を折って、手の平を肩の高さまで上げて正面に向け、施無畏印である。左手は肘を伸ばして、そのまま下に降ろし、五指を広げて幾分前に出して、与願印である。両足はハの字に開いて、自然体で立つ。
 ぽっちゃりとした青年である。

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興福寺4(国宝館所蔵仏像)
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