仏像名

ふりがな しゃかにょらいざぞう

興福寺
制作年代

     重文
平安時代

釈迦如来坐像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造
漆箔

樹 種

像 高

227cm

製作者

安置場所

国宝館

開扉期間

解 説

  今から二千五百年程前、インドで慈悲と智慧の二徳を具え、悟りを開いてこの世で迷い苦しんでいる人々を救った仏教の祖・釈迦に宗教的理想を加味した像。
 像の光背は欠失し、台座も後補。結跏趺座し、左手は膝の上で掌を上に中指と薬指を立て、右手は臂を曲げ、掌を前にかかげ五指を立てる。定朝風の端正で穏やかな和風を見せる。
「興福寺」法相宗大本山 興福寺より

私 の 想 い

 右手は脇を少し開けて肘を直角に折って、前に出し低い位置で手首を返して、手の平を正面に向け、指先が少し外側に向く。
 左手は脇を締めて肘を折り、手の平の甲を左足の降摩座に、組んだふくらはぎ上に着ける。
 博物館での修理で、お顔の色艶も整えられて、美男子も磨きがかかる。古い資料の写真と比べると数段男前になっている。

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